関西空港から難波へ、JRで。
先日、関西空港までの往路は難波から南海で行きました(拙ブログ:難波で近鉄から南海へ乗り換え、関西空港へ。)が、復路はJRに乗ってみました。
JR関西空港駅(関空快速)→JR天王寺駅(大和路線・難波行き普通)→JR難波駅→近鉄大阪難波駅、というルートです。
JR関西空港駅改札口から近鉄大阪難波駅西改札口まで、約1時間15分。速度は男性が普通に歩く程度。乗車待ちがほとんどなく、JR天王寺駅の連絡もスムーズな状態でした。
難波での乗り換え(JRホームから近鉄ホームまでの移動)は10分かかりませんでした。
自宅最寄駅から近鉄とJRで関西空港へ向かうためには、鶴橋駅での乗り換えとJR天王寺駅でのホーム間移動が必要だと当初考えていました。JR天王寺駅での移動が心配だったので、往路の候補から外し、乗り換えが1回で済む南海を選びました。
復路にJRを使ったきっかけは、介助してくれた父が関西空港駅で提案したひとこと。
「JRの関空快速で京橋まで行って、環状線に乗り換えたらどうだろう。関空快速は外回りだから、鶴橋に向かうのに同じホームから乗れるし」
確かに、難波で通行人の多い中を南海から近鉄へ移動することを考えると、その方が安全かも、という判断になりました。
JR関西空港駅は、改札口から階段やエレベーターへ向かう途中にボラード(ポール)が並んでいます。スーツケースなど大きな荷物を引いた乗客多数が改札口までスムーズに流れるための工夫だと思いますが、自動改札口と同様、車椅子が通れる幅の箇所は限られています。
改札口を入って正面からは通れなかったので(幅広の箇所もあったように思いますが、設置物があり通れませんでした)、右面から通ってエレベーターに向かいました。
JR関空快速も、ドア脇にスペースがあり、車椅子を停めることができました。
JR天王寺駅に着いた時、父がホームの隣に停車している難波行き普通に気づきました。
「そうだ、あれに乗ったら、難波で近鉄に乗り換えられる!」
急いで関空快速を降りて、難波行き普通に乗りました。
※この行為は、JR関西空港駅で駅員さんに介助をお願いしなかったからできたことです。介助をお願いした場合はその時点で申請した乗換駅および降車駅に連絡がなされ、それぞれ駅員さんがホームで待機してくださるので、途中変更は避けるべきだと思います。
JR関西空港駅からJR難波駅まで、乗車時間(乗換含む)は1時間2分。運賃は1,060円(本人と介助者分)でした。ちなみにこの運賃は、当初予定していた鶴橋までのものと変わりません。