車椅子、ときどき杖。

外出には車椅子を使っています。ときどき杖も使います。車椅子で訪れたスポットや、普通に歩いていた頃には気づかなかったいろいろや、便利だと思う道具について。

沖縄、古宇利オーシャンタワー。

沖縄の今帰仁村にある、古宇利島。

2013年にオープンした、古宇利オーシャンタワーへ連れて行ってもらいました。

参考:古宇利島/古宇利オーシャンタワー

 

古宇利大橋を渡って右方向へ。カーナビも使いましたが、迷いそうな場所には看板が掲示されています。かなり坂道をのぼります。後半は畑の中を進むので少し不安になりますが、白い建物が見えてきます。

入場料は大人800円です。ツアーやパック旅行の場合は、沖縄の様々な施設のチケットが付随することもあり、古宇利オーシャンタワーも含まれている可能性があります。障害者手帳を提示すると、本人および付き添い1名は半額となります。

 

建物はさらに高台にあるため、4人乗りのカートに乗り込みます。後ろに荷物置きがありますので、車椅子はたたんでそこに載せました。床よりも高い位置に載せるので屋根が近く、車椅子の背もたれもたたむ必要があります。載せる時には係員さんが手伝ってくださいます。建物まで約10分、のんびり揺られる間に説明が聞けます。

カートにはサイドの手すりがありません。私は後部座席に乗り、前部座席の背もたれ上にある手すりを掴みました。事前に「カートに乗れますか?」と聞かれたので、乗れない場合は他の方法で建物まで行けるのかも知れません。(未確認)

 

建物1階には「シェルミュージアム」があり、様々な貝が種類別に展示されています。一種類の貝でも色違いのものなど集めてあり、とてもきれいで見惚れてしまいました。回った後でかなり満足して、本来の目的である展望室のことを一瞬忘れかけたほどです。

 

エレベーターで、2階と3階の展望室に上がることができます。日が傾く時間でしたので、古宇利大橋の右手に太陽が見えました。パノラマの展望は、しばらくそこを動けなくなるほどでした。

階段で上れる4階には展望デッキがあり、窓ガラスなしでの展望が楽しめるそうです。でも、3階からの眺めだけでも十分に満喫できます。

 

ショップも広く、充実していました。ほとんどの食品を試食することができます。私が気に入ったのは島かぼちゃの洋風まんじゅう「カボニー」です。生地とかぼちゃ餡にバターが使われています。6個入りを家族用に買いましたが、もっとたくさん買えばよかったと後悔しています。

今回は利用しませんでしたが、レストランからの眺望もすばらしいようです。ゆっくり過ごしたい場所だと思いました。

 

帰りのカートは急坂を下ります。上る時よりしっかりと手すりを掴みました。行きと同様、車椅子の積み下ろしは係員さんが手伝ってくださいます。