車椅子に、かばんを装着。
ここしばらく、簡易型電動車椅子に装着できるかばんを探していたのですが、ようやく手に入れました。
これまではひとりで買い物をしたとき、ビニール袋を座面の脇に置いたり、片手で持ち手を握りつつ膝の上などに置いたりしていましたが、安全ではないなと思っていました。ずり落ちたりしないか、スティックを操作するときに気になってしまうからです。
車椅子の背もたれにリュックを背負わせる方が多いというのを知ったのですが、私はヘッドレストをつけているので、グリップにリュックを引っかけることができません。
どうしたものかと悩んでいたところ、登山をする友人から「モンベルのウエストポーチが使えるかも」と教えてもらいました。
なるほど、ウエストポーチなら背もたれ自体にベルトを回して固定することができそうです。
さっそく、最寄りのモンベルへ行ってみました。
お店で実物を見てみると、ウエストポーチは私の希望する大きさより少し小振りだったので、店員さんに相談してみたところ、カメラバッグを薦めてもらいました。肩にかけるベルトがカラビナで取り外せて、ウエストベルトもあるタイプです。どちらも長さが調整できるので、背もたれに回してちょうどいい長さまで短くしました。
ウエストベルトはプラスチックの留め具で脱着します。
かばんのふたは、裏についているベルクロでとめています。
プラスチックの留め具もあるのですが、そちらは車いすだと開け閉めしにくいだろうし、かばんの口が巾着になっているので、これを閉めれば中身が飛び出ることもないだろう、と店員さんが提案してくれました。
この巾着がすぐれもので、少々荷物が多くなっても収納してくれるのです。
荷物でかばんが膨れたり、道中で開けることがない場合は、留め具も使ってしっかりふたを閉じるつもりです。
カメラバッグなので、中にはベルクロで脱着できる仕切りが付いています。これもきっと役立つのではないかと思います。
小さく見えますが、この中に簡易型電動車椅子のバッテリー充電器と夏服2泊分程度の着替えが入ります。
つまり、これで旅行ができるということです。
わくわくします。