車椅子用階段昇降機と、車椅子対応エスカレーター。
先日、東京メトロ六本木駅で、車椅子用階段昇降機と車椅子対応エスカレーターを利用してきました。
東京メトロ六本木駅には、車椅子で利用できる出入口が2ヶ所あります。
1ヶ所は、六本木ヒルズ前のエレベーターのある出入口(1c)。
もう1ヶ所、六本木交差点にある階段出入口(4a)に、車椅子用階段昇降機が設置されています。
この日は銀座から東京メトロ日比谷線で六本木駅に出て、国立新美術館へ向かったのでした。私は最初この階段昇降機を知らなかったので、前から知っていた六本木ヒルズのエレベーターで地上へ出て美術館へ向かったのですが。
この道中がですね、急勾配の坂道だったり、歩道の傾きや路面の状態がよくなかったり、車椅子にはなかなかハードな道のりだったのです。
帰りに東京ミッドタウンの地下通路にあるインフォメーションで、六本木交差点の階段昇降機を教えてもらいました。なるほど、こちらの出入口の方が安全です。
※国立新美術館は、東京メトロ千代田線の乃木坂駅からなら直結で行けます。
階段の降り口にインターホンがあり、駅員さんを呼ぶことができます。
ただこの日は交差点の車の音でインターホンの声が全く聞こえなかったので、一緒にいた友人が下まで降りて駅員さんを呼んで来てくれました。ありがとう。
畳まれているリフトが、駅員さんの操作でゆっくりと上昇してきます。
展開されたリフトに車椅子を進めてブレーキをかけると、また駅員さんの操作でゆっくり下降していきます。
車椅子を利用するようになって、階段からはめっきり遠ざかっているので、この景色はとても新鮮です。ちょっとわくわくします。
到着したら前を開けてもらって降ります。
このあと、改札階からホームへ下りるために車椅子対応エスカレーターを利用しました。
駅員さんの操作で、車椅子が乗れる平らなスペースが作れるのです。そのぶん切り立った崖のようになるので、ちょっとドキドキします。安全のため、車輪止めの突起が出てきます。
途中で速度が上がったあと(思わず声を上げてしまいました)、到着前にスローになり、車輪止めが引っ込みます。
車椅子目線の動画はこちら。(音が出ます)