車椅子、ときどき杖。

外出には車椅子を使っています。ときどき杖も使います。車椅子で訪れたスポットや、普通に歩いていた頃には気づかなかったいろいろや、便利だと思う道具について。

東大寺ミュージアムにて、「東大寺の歴史と美術」展。

東大寺の境内にある、東大寺ミュージアムへ行ってきました。

平成23年に開館した「東大寺総合文化センター」の中にあります。

参考:東大寺総合文化センター 公式ウェブサイト

 

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入口の横に、大仏さまの手と同じ大きさのレプリカが!

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かなりの迫力です。

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東大寺ミュージアムでは、現在「東大寺の歴史と美術」展が開催されています。

参考:東大寺総合文化センター 公式ウェブサイト/東大寺ミュージアム 企画展・特別展のご案内

国宝「東大寺金堂鎮壇具」の「金鈿荘大刀(きんでんそうのたち)」は、朽ちた姿に奈良時代からの歳月を感じる中、金の装飾だけがきらびやかに残っていたのがとても印象的でした。見事な複製品も展示されています。

この複製品は今年の6月から公開されているそうで、当時の新聞記事にもなっています。

※この展示ケースは天板のみがガラス張りになっていて座位では見えなかったので、私は車椅子のアームレストに手をついて立ちました。他に展示されている大刀は座ったままでも鑑賞できます。

また、国宝「日光菩薩立像」と「月光菩薩立像」の合掌する指のしなやかさも印象に残りました。重要文化財十二神将立像」は、それぞれの頭上にぺたりと乗るネズミやウシ、トラなどがとてもかわいいですよ。

 

 

カフェ「葉風泰夢(ハーフタイム)」は階段で下りる少し低いフロアにありますが、階段横のエレベーターで下りられます。

 参考:中国料理 桃谷樓|茶廊・葉風泰夢

ここではお茶やスイーツが頂けます。「煎茶セット」は愛らしい1人用の茶器と保温ポットで供され、二煎目三煎目と味の変化を楽しめました。

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私が選んだ菓子は東大寺オリジナルの「日餅」みるくあん。白あんにあんずと松の実が入っていて、ほのかな酸味と香ばしさが味わえます。持ち帰りの商品も販売されていました。ちなみにこの茶器も東大寺オリジナルで、購入することができます。


車椅子で入れるトイレが地下にあります。

・ドアは自動開閉(外はセンサー、内側は押しボタン)

・子供用おむつ替えシートあり

・ウォシュレットあり

・水洗ボタンは丸型

オストメイトなし

きれいで広々としていて、使いやすかったです。

 

東大寺ミュージアムの12月までの臨時休館日》

平成28年10月11日(火)、10月12日(水)、11月 9日(水)、11月10日(木)、12月 6日(火)、12月 7日(水)

ミュージアムショップ、カフェ、休憩スペースは利用可能)

 

 

 

 

建物の外で見かけた、ライトアップ用と思われるライトのカバー。おそらく、屋根瓦の文様ではないでしょうか。

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