車椅子、ときどき杖。

外出には車椅子を使っています。ときどき杖も使います。車椅子で訪れたスポットや、普通に歩いていた頃には気づかなかったいろいろや、便利だと思う道具について。

大さじ・小さじが計れる、ミニ計量カップ。

料理をするとき、調味料を計量するのに大さじや小さじを使うことがありますよね。

私は手の力が弱めで、震えたりもするので、液体の計量が苦手です。特に、料理酒のように大きな容器に入った調味料を大さじで計るとなると、大さじを持つ手もプルプルするし、片手で重たい容器を持ち上げて傾けるのもかなり大変なのです。

ところが先日、100円均一ショップの「キャン★ドゥ」で、そんな私にぴったりな計量カップを発見しました。

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「イノマタ化学」さんの「ミニ計量カップ」です。

説明書きはこちら。

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大さじの目盛りは1~3杯までで、0.5杯、1.5杯、2.5杯も計れます。

小さじの目盛りは1~6杯まで。サイドには5~50mlの目盛りもついています。

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…この写真ではちょっと判りにくいですが、液体を注ぐと白抜き文字で見えます。

大さじ・小さじの目盛りは斜めになった注ぎ口側にあるので、小さい計量カップでも見やすいですよ。

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これがあれば、大きな容器の調味料を両手で持って注げるので、とても安定します。便利!

私の場合は、さらに両肘を台について、震えることなく計量できました。すばらしい。

買って良かったです。

 

 

パッケージには、しっかり「日本製」と表記してありました。

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参考:イノマタ化学|ホームページ (公式ホームページ)

 

 

蓋なし急須、「ちゃーみる」。

急須には蓋がついています。そんなの当たり前ですよね。

体幹の力が弱く、左肘をテーブルについて身体を支えたい私は、たいてい右手だけで急須からお茶を淹れています。ちょっと横着に見えますが、人差し指でふたを押さえたりして。もちろん、最後まで注ぎきるほどに傾けると指では抑えきれないこともあるので、その時は左手を添えます。

 

ある日、友人から「こんな急須があるよ」と教えてもらったのが、蓋なし急須でした。

 

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蓋なし急須「ちゃーみる」

私が手に入れたのは、晶光園の「フタなし急須 ちゃーみる」430ml。開口部が広く、持ち手が長いのが特徴です。

使ってみて、その扱いやすさにビックリしました。持ち手の外側が膨らんでいるので、握りやすいんですね。そして、蓋のことを気にしなくていいのがこんなに楽だとは。

 

一般的な家庭用急須はカゴ状の茶こしに茶葉を入れることが多いですが、「ちゃーみる」は中にそのまま入れるので、お湯を注ぐと茶葉がのびのびと大きく開くんです。

茶こしは注ぎ口の内側にあります。

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網目の細やかな茶こしが固定されている

一般的な家庭用急須では、カゴ状の茶こしの中で茶葉がぎゅうぎゅうに開き、茶こしに葉や茎が刺さって洗いにくいことがありますが、「ちゃーみる」にはそんな心配がありません。

大きく開いた茶葉を、この細やかな茶こしがやさしく留めてくれるので、最後の一滴までしっかり注げます。

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様々な工夫が見て取れる「ちゃーみる」

大きな開口部は注ぎ口がせり上がり、傾けても溢れません。

急須を洗う時には、上の写真で持ち手の右側にある、開口部を外へ引っ張って広げたような部分が、茶葉を掻き出すのにとても便利なんです。

すばらしい工夫ですね。

 

蒸らす必要のあるようなお茶には向かないかも知れませんが、自宅での日常的な使い方であれば、茶葉がしっかり開く分こちらの方がおいしく感じるほどでした。

「ちゃーみる」は、色や柄、サイズの種類が豊富なので、ぜひ検索してみてください。

 

 

同じように便利グッズとして私が愛用しているトングについて、以前に投稿した記事に写真を追加して更新しました。よろしければ併せてご覧ください。

nam-kid.hatenablog.com

ギャラリーで、アートを楽しむ。

アートを楽しむ場所としてまず思い浮かぶのは、美術館、博物館、そしてギャラリーではないでしょうか。

美術館や博物館は、ありがたいことに、たいていの建物に車椅子で入れます。

車椅子ユーザーになってからも、奈良や大阪、京都、東京、福岡の美術館・博物館を訪ねたことがあります。

けれども、町なかにある小さなギャラリーとなると、なかなかそうはいきません。

いいなと思う展示の情報を得たり、ふらっと通りかかったギャラリーで好みの展示を見つけても、階段しかない小さな建物だったり、スペースが難しかったりして、入るのを諦めることって割とあったりするんですよね。

 

いま奈良県で開催されているアート祭典の公式ガイドブック「奈良県大芸祭・障芸祭Walker」に掲載されていたギャラリーが、車椅子で安心して楽しめたので、ご紹介します。

「アートスペース上三条」さんです。

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1階にカフェスペースと多目的トイレがあり、2階がギャラリースペースです。そして、2階へ上がるエレベーターもあるんです。

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エレベーターの隣に、男女別で広いトイレが。

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車椅子で入れるトイレがあるという安心感は、とてもありがたいことです。ほんとうに。

 

 

 

私が訪ねた10月初旬、ギャラリースペースでの展覧会は2つでした。

ひとつは、「榎森彰子 大和てくてく ふだん歩き展」。

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不透明水彩絵の具の三原色と白色のみで描かれるのは、奈良のごく普通の風景。何処かで見たことのあるような、身近で懐かしい風景が、やわらかな色合いで描かれています。

中でも、私がとても好きになった絵が、こちら。

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榎森彰子 画「奈良市高畑町 瑜伽神社あたり」

サビたトタンの壁や、黄色と黒のカバーがついた電信柱、子供たちの声が聞こえてきそうな路地。この道は私の知っている場所ではないはずなのに、この風景を私は知っている、そんな風に思えて、しばらくこの絵の前から動くことができませんでした。

 

榎森彰子さんの展覧会は、11月23日(金・祝)~12月4日(火)まで、近鉄奈良駅すぐの小西さくら通りにある「啓林堂書店奈良店 よもやーろギャラリー」でも開催されます。

 

 

 

もうひとつの展示「山口光司 ジュエリー展」では、物語のあるデザインのシルバーアクセサリー「moge」がすてきでした。

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月夜に寄り添う猫。リングの内側で2匹のしっぽがハートを描いているのは、身に付けた人だけが知っている訳です。ものすごくすてきじゃないですか?

 

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私のスマホではきれいに撮れなかった鳥たち。オカメインコエナガ。ふわふわした愛らしさがもうたまりません。

 

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「同じ月を見てた」。ふたつのペンダントで、オオカミとヤギが同じ月を見上げています。並べると曲線が添うように合わさるのがすてき。

 

他にもたくさん、じっくりゆっくり眺めさせてもらいました。写真の掲載を許可いただいたのに、スマホではきれいに撮れなかったのが残念です。

 

山口光司さん「Atelier 望」ホームページ

 

 

すてきな作品を鑑賞するだけでももちろん楽しいのですが、ギャラリーの良いところは、気に入った作品を購入できることですよね。いつか私も好きな作品を手元に迎えられるよう、お金を貯めたいと思います。

 

 

 

アートスペース上三条は、奈良市三条通りとやすらぎの道交差点から南東へすぐの路地裏にあります。

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やすらぎの道は歩道がかなりデコボコしているので、車椅子での通行にはかなりの注意が必要です。

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駐車場の看板の下に、道順の矢印が掲示されています。左(東)へ曲がります。

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ちょっと不安になる細道ですが、大丈夫です。

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車椅子と歩く人とがすれ違えないところも一部あるので、前方をよく確認しつつ進みます。途中で左(北)へ曲がりますが、表示が出ているので判りやすいです。

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曲がった先にあるアートスペース上三条。

1階のカフェでは、ドリンクやケーキが頂けます。アート作品を見たお客さんと作家さんが心地よくおしゃべりできるようにとカフェをオープンなさったそう。

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カフェの中央には、大きなテーブル。

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その周囲に、様々なテーブルと椅子が並んでいます。

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ギャラリーを楽しんだあと、この居心地のいいカフェでゆったりと過ごしたくなりました。

 

アートスペース上三条のブログにて、展覧会スケジュールが確認できます。

ameblo.jp

秋の奈良で、アートを楽しむ。

毎年開催されている、「奈良県大芸術祭」と「奈良県障害者大芸術祭」。

今年は一体開催ということで、9月1日から11月30日(一部は12月初旬)まで、奈良県内のあちこちで様々なアート作品を楽しむことができます。

 

車椅子で楽しめた展示を、一部ご紹介。

 

10月初めに、奈良県立図書情報館へ行ってきました。2階ロビーで、11月29日~12月6日まで奈良県文化会館で開催される「障害×アート~障害のあるアーティストの魅力発信~」のプレ展示が行われていました。

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障害者アーティスト3名の作品のほか、東大寺大仏殿前に掲揚される「ビッグ幡(ばん)in東大寺」のために全国の障害者から応募された絵画作品419点をすべて展示した「ビッグ幡作品原画展」も圧巻でした。

決まった大きさの「キャンバス」に描かれた様々な作品をひとつずつ眺めていると、「きれい」「かわいい」「色使いがすごい」と思うものもあれば、「これは何だろう?」「どんな気持ちで線を描いたんだろう」「すごく楽しそう」という風に心が動かされる瞬間があります。

アート作品は、本来、誰が描いたのかを気にして観るものではなくて、私が良いと感じたものを楽しめばそれでいいんじゃないかな、と思えた展示でした。

高い天井を活かし、過去に東大寺で掲揚された「幡」も間近で見ることができました。

11月29日~12月6日からの展示では、さらに多くの障害者アーティストの作品が楽しめるそうです。また、同じ期間に東大寺大仏殿前で今年の「ビッグ幡in東大寺」も開催されます。まだ東大寺へ観に行ったことがないので、今年こそ文化会館と合わせて観に行きたいです。

 

図書情報館からバスに乗り、JR奈良駅で降りて三条通りへ。

10月31日まで、JR奈良駅からやすらぎの道までの区間で「まちなかアート」が開催されています。

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「PansonWorks」がデザインした「奈良×招き猫」のタペストリーが掲げられ、通りのあちらこちらに「奈良」をテーマに一般から公募されたデザインの「招き猫」が展示されています。

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こんな風に。

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お店のショーウィンドーに、こっそりといるんです。招き猫が。

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鰻屋さんにも。そして、

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古物商の窓にも。

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ふだん何気なく通り過ぎるお店も、招き猫を探して眺めながら散策すると、新たな発見がありますね。

 

奈良県大芸術祭・奈良県障害者芸術祭」の詳細は、公式ホームページのほか、観光案内所などで配布している公式ガイド「奈良県大芸祭・障芸祭Walker」でも確認できます。

nara-arts.com

 

 

奈良県産の食材を、色鮮やかな飴で。

奈良土産の新定番にしたいお店に出会いました。

その名も「大和飴・ならBonbon」さん。

 

奈良の食材を使って職人さんが手作りする飴は、手毬のような愛らしいカタチと色。

ほっそりとした小振りの瓶に詰められ、お店の壁一面にずらり並んでいます。

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私が購入したのは「柿の葉茶」。

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ちょっと写真の色味が変わってしまってますが、下↓の写真が実物に近いです。

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深煎りされた柿の葉の香ばしさが、飴の穏やかな甘さと混ざり合い、やさしい味に仕上がっています。

瓶が細くて持ちやすく、開けやすいのも嬉しい。シールのデザインもかわいらしくて、私はカバンの中に入れて持ち運んでいます。

瓶は湿気が入りにくいので、飴を保管するのに一番良いそうです。

 

現在販売されている飴は、全部で12種類。壁に並んだ順に右から、

・青豆きなこ(宇陀産)

・柿の葉茶(天理産)

・大和抹茶(月ヶ瀬産)

・片平あかね(山添産の奈良伝統野菜「蕪」)

・麦香(地ビール「奥春日オールドブラウン」の麦汁)

・花巴(吉野産の酒粕

・神野の白(山添産の抹茶)

・麹あまざけ(吉野産)

・大和とうき(高取産)

・唐辛子(宇陀産)

・ほうじ茶ラテ(月ヶ瀬産ほうじ茶)

・本葛バニラ(吉野本葛とフランス産ブルボンバニラ)

(上の写真には本葛バニラ飴が写っていません)

 

ちょうど友人へのお土産を買いたかったので、いくつか選んで購入しました。

 

お店は「きらっ都・奈良」1階にあり、今年7月にオープンしたばかり。

近鉄奈良駅からアーケードの東向商店街を南下し、もちいどのセンター街に入ってすぐ左手の建物です。ここには車椅子で入れるトイレがあるので、私は奈良町へ行くときいつも立ち寄っています。 

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ガラスの引き戸はオープンになっていて、車椅子でも充分通れます。

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棚の下が空いているので、車椅子で正面から近づけるのも嬉しいですね。

商品も手に取りやすく、説明書きも読みやすい位置にあります。お店の方がとても丁寧に説明してくださいますよ。

店内で方向転換するときは、周囲に注意して車椅子を操作しました。

 

今後、奈良土産の新定番にしていきたいです。

 

参考:

ならBonbon | 奈良の自然が生んだ優しい味のあめ(ホームページ)

大和飴・ならBonbon - 製品・サービス - | FacebookFacebook

神谷優希 (@gateauyuuki) • Instagram photos and videos(店主さんInstagram

 

 

 

ちなみに、奈良土産の定番として私がよく買い物しているのが、以前ご紹介した「柿の専門」さん。こちらもオススメです。

nam-kid.hatenablog.com