雪丸に会いに、達磨寺へ。
王寺町のインド料理屋さんへ行った際(拙ブログ:王寺町で、インド料理。)、JR王寺駅の改札に立っていたキャラクターがとても気になりました。
その名は雪丸。
パンフレットが置いてあったのを友人が見つけて、手に取りました。
達磨寺に葬られている聖徳太子の愛犬で、王寺町のマスコットキャラクターとのこと。
達磨寺は駅から1kmほどの距離だと記されていたので、行ってみることにしました。
改札を出て右手に進むと、通路の手すり下に雪丸のイラストが描かれています。
駅を出ると、歩道に足跡マークがありました。ずっと先まで続いているのです。
これは雪丸の足跡で、たどっていくと達磨寺へいざなってくれる「雪丸ロード」なのでした。
なんだかちょっとわくわくしてきました。
足跡は葛下川の堤防を通ります。
足跡は途切れながらも、曲がり角や横断歩道など要所を押さえて続きます。
途中で、雪丸の大きな立像と「和(やわらぎ)の鐘」という時計塔を通ります。
後ろ姿も。
この大通りをしばらく進むと、左手前方に雪丸ののぼりが見えてきます。
達磨寺に到着です。
境内に入るのにはスロープがありますが、門を入った先のスロープは最後に段差があり、簡易型電動車椅子だと大車輪が空転しました。手動に切り替えて、友人に押してもらいました。
本堂は階段のみのため、上がっての参拝はできませんでした。ここには木造の聖徳太子坐像、達磨坐像(いずれも国指定重要文化財)、千手観音坐像が祭られています。
雪丸像の周囲も段差が高く、すぐ近くまで行くことはできませんでしたが、友人に写真を撮ってもらいました。
寛政3年(1791年)に出版された『大和名所図解』に描かれた当時の達磨寺に、この雪丸像らしき石造物が見て取れるとのことで、少なくともその頃からあるようです。雪丸は聖徳太子の元で学んで、人の言葉を話し、読経もしたと伝えられています。
少し離れて見た石像もかわいいなと思いましたが、こうして見るとさらに表情がかわいらしいですね。
出るときに気づいたのですが、外のスロープ横のプランターにも雪丸がいました。
雪丸のホームページはこちら。
雪丸のはなし|雪丸印おんらいんしょっぷ [ 奈良県王寺町商工会 ]
トップページが準備中ですが、他のページはほとんど見ることができます。
Facebookもあります。ゆるキャラグランプリ2014で11位だったとは知りませんでした。
Facebookの投稿によると、本日、5月13日(水) 21:48~21:54放送の朝日放送「ココイロ」で達磨寺が紹介されるそうです。雪丸も出演予定とのこと。関西の方はぜひどうぞ。